1月13日
朝から晩まで、部屋で旅の準備と作業。夜から市街で若手の外交官の方と食事。現在在外研修で、ちょっとした休みの間に北京に寄ったとのこと。話題はやはり民主党政権の政官関係や、日中関係についてが中心になる。ものすごく早口だけど、とても優秀な方だった。官僚の方々とお話して、いつも再確認することだけど、やっぱり官僚機構には日本の優秀な人材が集まるんだなぁ。
グーグル中国撤退が米中メディアでかなり取り上げられてきている。しかし、双方メディアの取り上げ方はまるで違う。中国の政府系メディアでは、グーグルの検索エンジンとしての相対的地位の低さ、マーケティングの失敗、そして中国のネット文化(暗に中国政府のネット規制について触れている)についていけなかったことが主な原因として取り上げられいる。そして、総論としてグーグルの失敗として論じられている。連合早報など民間系メディアは間接的にハッカー攻撃などの事実にも触れている。米国メディアと中国系メディアの論調を見ていると、これは国家間のいざこざにまで発展する可能性が出てきているように感じる。