6月15日

朝から体調は絶不調。胃腸の調子が悪い。微熱もあるし、頭もフラフラする。夏バテである。色々と原因を考えてみると、ルームメイトがつけっぱなしにする扇風機が寝てる間に直に身体に風をあてて冷やすので、それでこんな感じになったんだろう。でも、今日はかまわず、図書館やカフェで作業をする。しんどい・・・。

でも、懸案のレポートなどが徐々に完成してきた。中国語で書くとなると、日本語の10倍くらいの時間と労力を費やしてしまう。中国語になると表現力がないなぁ、とへこみながらもよいしょよいしょと書いている。でもあと、一つレポートを書かなければいけない。

人民日報の第三面(最近、再び人民日報はネット上で無料で新聞を見れるようにしてくれた)で《求是》杂志发表署名秋石的文章を転載するかたちで、《坚定不移地走中国特色社会主义政治发展道路》という記事を載せていた。最近、注目している中国モデルを理論的基礎に置いた政治発展を、中央でも徐々に組み立ててきているようだ。この動きは今後無視できないものなっていくだろう。中国の言う「中国の特色ある政治体制」とは何か?普遍的価値と何が相違するのか。最近、ようやく彼らのいうことがなんとなく理解できてきたような気がする。抽象的で簡単な言い方をすると、ウェーバーのシステム合理化論に対してハーバマスの「生活世界」の行為領域の合理化論を指摘した関係に似ているかもしれない、なんて思ったりする。まだまだ仮説段階だけど、徐々に整理していきたい。