12月8日

朝から学校に行く。夕方から北京語言大学出版社へ向かう。その後、クラスメートたちと夕食をする。こちらでは、クリスマス、正月ともにあまり重要ではないので、平日感覚で過ごすことになる。授業の予定表では、12月31日も1月1日も授業があるのだが、いいのかな。

プラナリアという奇妙な生物がいるらしい。切っても切っても、分裂して一つの生命体になるらしい。以前、医者の卵に聞いたことがあるけど、下等生物になればなるほど、身体の機能分化がなされておらず、節々に脳の働きをする大神経帯があるらしい。だから、昆虫などは胴体と頭が切れても、動いていられるんだとか・・・。面白いなぁ。もし、私も分裂して二つの生命体になれるんだったら、もう一人は頑張って科学者になってほしい。

内モンゴル等委員会書記に就任した李春華の動向が人民日報などで取り上げられるようになってきた。どうやら彼は内モンゴルの石油産業に力を入れるようだ。最近の内モンゴルは資源の恩恵で中国でも有数の経済発展エンジンとなっている場所。その意味で、次世代リーダーの経済政策の手腕が試されているということなんだろう。

中国がCOP15に向けて、公約を発表したが、それに対する国民の反応が徐々に明らかになりつつある。賛成反対が拮抗している感じ。インドがGDPあたり20-25%としたことに比べるとハードルの高い公約となっている分、国民の反動も大きい。特に、欧米日に対する圧力は大きい。彼らによれば、今まで地球環境を食いつぶしてきた先進国は中国に技術提供などの各種支援をするべきであるとのこと。ただし、今までのディタッチメントの姿勢から比べると、コミットメントを前提とした議論になっているようで、好感が持てる。