1月6日

朝から夕方まで、だいたい部屋で作業をする。今日の気温はネット上では最低気温が-17度で最高気温が-8度。もうネタレベルだ。10分歩いただけでも、耳が硬く凍ってくるのが分かる。すごい世界だ。

夜から、こちらに訪問に来ている若手研究者の方と、イギリス大学院で中東を研究している友人と、全衆徳で北京ダックをつつく。中東情勢について、色々と教えてくれた。全然知らなかったけど、サウジ?かな、小学校の退学率が50%ほどなんだと・・・。石油産業に下支えされた富は、こうも国民を堕落させるものとは・・・。日本や韓国や北欧はの主な資源が人なだけに、世界的にみると教育に力が入っているんだなぁ、と改めて認識。

読売新聞が報じた日中首相の南京・広島相互訪問情報が中国に大きく取り上げられ、世論を刺激している。それを(無駄に)煽るのは、環球時報である。環球時報の日本報道の仕方には、戸惑うことがよくある。今回も日本の右寄りなネットユーザーの一部のコメントのように取り上げ、日本国民総意のように報じるのである。また、その文章は淡々と記述しているように見えて、悪質なナショナリズムに訴えるものである。なぜ環球時報は、歴史問題に関わる日本の問題が発生すれば、こうも脊髄反射的にナショナリズムを煽る報道をするのだろうか。こうした報道体制はどうにかならないものか?